2023年度シラバス
学部・学科の教育方針/カリキュラムツリー等へのリンク
科目名
プロジェクト研究(デザイン)
シラバスNO
2311D00405
担当教員
森岡 陽介
開講年次
3年次
単位
3単位
開講期
後期
分野
科目区分
専門科目
必修選択の別
英文科目名
Project Researches
備考
授業概要
 本演習は 4年次に行う卒業研究の準備段階の科目として位置付ける。所属の研究室の研究テーマや内容等を学びながら、それぞれの専門性に即した卒業研究へ向けた準備を行う。また卒業研究は、進学や就職と関連しているので、卒業後の進路における情報提供や指導を合わせて行っていく。
*備考
研究室の配属については3年次前期にガイダンスを行い内定するが、それぞれの研究室には履修科目等の配属条件があるので留意すること。
授業形態
対面授業(全授業回)
アクティブ・ラーニングの形態
ディスカッション、ディベート・反転授業(知識習得の要素を授業外に済ませ、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)・グループワーク・プレゼンテーション
ICTを活用したアクティブ・ラーニング
双方向授業(クリッカーや、学生ディスカッション用にGoogleClassroom等を活用)
使用言語
日本語
到達目標およびディプロマポリシーとの関連
この科目の修得は、本学科の定めるディプロマポリシーの1-1、3-1、4-1の達成に関与している。
・調査、整理、考察に基づいた自分独自の意見を文章・図面・モデル等にまとめることができる。
・自らの提案を文章や図、模型などを活用して、わかりやすく他人に説明することができる。
・討論をすることで他人と意見交換をすることができる。
成績評価方法および基準
報告書・レポート 70%
演 習 30%
試験・課題に対するフィードバック方法
セミナーごとにフィードバック方法は異なる。各担当教員からの指示に従う。
教科書
 特に指定しない。セミナーごとに授業の進展に合わせて紹介する。
参考文献
 特に指定しない。セミナーごとに授業の進展に合わせて紹介する。
関連科目
 卒業研究、ほか関連専門科目
授業評価アンケート実施方法
産業理工学部実施規程に準拠する。
研究室・メールアドレス
(代表者)2号館3階 渕上研究室 fuchigami@fuk.kindai.ac.jp
オフィスアワー
金曜日5限(代表者)
授業計画の内容及び時間外学修の内容・時間
・4年次卒業研究のためのゼミ配属に備えたプレゼミとして位置付ける。
・ゼミの内容や進め方は学生の自主性を尊重して学生と指導教員との話し合いで決定する。
・3年次前期中に所属研究室を内定する。
・後期の授業開始後は所属研究室の教員の指導に従ってゼミを進める。
・各ゼミ独自の運営を基本とするが複数のゼミによる共同プロジェクトの実施もあり得る。

ゼミ配属の際の参考として、建築・デザイン学科の専門分野のセミナーおよび研究概要を以下に紹介する。
( )内はその研究室で扱う研究種別(卒業論文・卒業設計・卒業制作)を示す。

津田和明:建築構造研究室(卒業論文)
コンクリート系建物(鉄筋コンクリート造,プレストレストコンクリート造)の耐震設計法の合理化を図るため,主要構造部材(柱,梁,柱梁接合部,耐震壁,スラブ等)の弾塑性挙動(終局強度,荷重~変位関係)の算定手法を研究する。

小野聡子:建築力学研究室(卒業論文)
建築物の最適設計(建築物の形態創生(構造デザイン))、制震装置や免震装置の実験的開発、建築物の損傷同定などについて研究する。

松原独歩:建築材料工学研究室(卒業論文)
木質材料の建築構造物への有効利用に関する研究・木材接合部の施工管理法に関する研究・木材接合部の長期応力緩和挙動に関する基礎研究・木質ラーメン構造接合部の接合性能評価に関する研究

依田浩敏:建築都市環境工学研究室(卒業論文)
現状の環境を改善するために「環境にやさしい」「人にやさしい」建物づくりや街づくりを進めている。研究テーマは、都市・建築環境調査、都市エネルギー・都市インフラ研究、環境共生型建築の調査・設計、環境自治体(まちづくり)研究、環境教育の実践・環境ボランティア活動への参加、など。

堀英祐:建築設備研究室(卒業論文)
建築・都市の環境と防災の向上を目指し、建築設備・都市システムの技術活用に関する調査・分析・提案を行っている。研究テーマは、災害に強い建築設備・都市システム研究、スマートエネルギーシステム研究、地下街空間研究、地域社会・風土に根ざした建築環境設計など。

渕上貴代:建築計画研究室(卒業論文・卒業設計)
現代の社会的背景を反映した建築の課題や魅力的な空間から設計や論文のコンセプトを設定する。コンセプトに関連する多角的な情報を収集し論理的に分析した上で、新しい固有の建築形態をデザインする。

益田信也:住宅計画研究室(卒業論文・卒業設計)
様々なスケールの空間を対象に、現地調査と文献調査を通じて、現在の問題、歴史的意味、今後の在り方など、人間環境のあり方について利用者を基本に認識すると同時に、今後の居住空間の整備へ実現し表現していく計画・デザインに取り組んでいく

小池博:建築設計研究室(卒業論文・卒業設計・卒業制作)
問題を解決するためのデザイン(デザイン・ソリューション)としての設計理論について研究する。主なテーマとしては建築計画、都市計画、まちづくり、合意形成、住環境指標の顕在化、リノベーションなど。

金子哲大:空間デザイン研究室(卒業設計・卒業制作)
素敵な社会を実現するためのデザインを考えたい。身の回りの多くの出来事を空間デザインの対象と捉え、建築やインテリア・家具などの作品制作を通して具体的な提案を行う。

鶴野幸子:情報デザイン研究室(卒業制作)
コンピュータによるビジュアル・シミュレーション、コンピューテーショナルデザイン、人への伝わり易さを重視した情報コンテンツ制作、映像制作、画像制作、さらに企業と協力した商品開発、など。

森岡陽介:インテリアデザイン研究室(卒業設計・卒業制作)
まち、建築、インテリア、家具などに対するリデザインプロセスの探求、人間の行為や情感を発想の原点としたデザインによる設計及び制作
予習内容:各研究室で課せられた課題に対する取り組み(135分)
復習内容:予習内容に準ずる(135分)

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